【オーナー様からのご要望】
○LDKを重視しつつ、コンパクトな住宅にしたい。
○収納計画にこだわりたい。
○玄関周りにWOOD素材を使いたい。
○ソファ生活を送りたい。
○リビングは家族でくつろげるようにしたい。
○リビングにスタディスペースが欲しい。
○家事を簡素化したい。
○仕事作業ができる書斎が欲しい。
○インドアなので掃き出し窓は不要。
○サイドボードはヴィンテージにしたい。
上記のご要望をどのような形で実現していったのか、これからご紹介するそれぞれのポイントで見ていきましょう。
【こだわりポイント:キッチン・ダイニング】
キッチンは標準キッチンの(グラフテクト)で、色はオニキスグレーを選んで頂きました。キッチンのレイアウトはペニンシュラキッチン。
窓に関しては、要望にもあったようにインドア派のご家庭なので、掃き出し窓はつけておりません。そのかわり、駐車場の人から中が見えないように、少し段差のある大きめの窓を南側に設置して、光を取り込めるようにしております。
また、食洗機は海外シェアNo.1のボッシュ(BOSCH)を入れ、水栓・換気扇・冷蔵庫は雰囲気に合わせてブラックにし、統一感をもたせました。冷蔵庫は本当は隠したかったのですが、今回は難しかったため、手前に壁を立て色を統一しなるべく違和感がないように工夫しています。
◎リビングとダイニングの間に学習スペースを設置
ご家族の仲がとても良いので、お子さんがみんながいるリビングで勉強ができるように、リビングとダイニングの間にスタディスペースを設置しています。
こちらのスタディスペースはご家族共用で、勉強だけではなく書類の整理や、妹さんのお絵描きスペースとしても活用いただいています。
また、スタディスペースの左隣が収納スペースになっており、家族全員で使う書類やプリンターなどを入れて置けるようになっています。こちらの書類棚は、ロールスクリーンで目隠しできるようになっています。
【こだわりポイント:リビング】
ハイファイブでは、リビングをPlanする際、まず家具から決めていきます。今回は、私たちHFと同じソファをご希望でしたので、ソファにぴったり合うようにリビングの壁を設計しました。
ソファは1つ1つを分離して使えるので、L字にしたり、オットマンをつけて足を伸ばしたり、用途にあわせて自由に使うことができます。
また、サイドボードは、オーナーさんのご要望どおりヴィンテージを取り寄せて設置しています。HFは、インテリアデザインまで行った上でお渡しさせていただくので、「ヴィンテージの家具がほしい」等のご要望にもお応えさせていただきます。
【こだわりポイント:収納】
今回、奥様からの一番のご要望が「収納計画」でした。事前に収納コンサルを行い、新居に持ち込むすべてのモノのお写真を撮っていただきました。そのうえで、必要なモノと動線にあったプランニングで収納計画を考えました。
住宅のお引渡しにあわせて収納用品もハイファイブで全て揃え、オーナー様がお引渡し後すぐに整理整頓された生活ができるようにさせていただきました。
ハイファイブでは、このようにPlan作成中から、収納コンサルを取り入れ一緒に収納計画を考えます。
◎1階にファミリークローゼットを設置
1階に、平日に着る用の仕事着や制服を収納するためのファミリークローゼットを設置し、2階に持っていく手間を省きました。部活の道具入れなども、ファミリークローゼットに収納
2階部分の収納は寝室とは別にご夫婦のクローゼットを休日用のお洋服などをしまえるようにしました。また、女の子のお子様が思春期になったときのことを考えて、子ども部屋にもオープンクローゼットを設置
◎キッチン・リビングの収納
キッチンバック収納に関しては、キッチン上部は跳ね上げ式のフラップ収納を採用
また、キッチンの前面はすべて収納スペースになっており、お薬や電池の予備、工具などを入れられるようになっています。収納と聞くと洋服の収納などに頭が行きがちですが、キッチンなど忘れてしまいがちな収納計画にもこだわっています。
また、キッチン横(テレビの裏側)がパントリー収納になっており、キッチンに入りきらないものやお掃除ロボットの充電スペース、普段使わないものを収納
【こだわりポイント:水回り(洗面所、浴室、トイレ)】
洗面所については、ハイファイブ標準の造作洗面台となります。今回は、長女さんや奥様が洗面台で髪の毛のお手入れをしたいとのことでしたので、洗面ボウルを左端に寄せています。また、右側にはゴミ箱を設置しています。
ハイファイブが建てる住宅では、コロナ禍ということもあり、ハンドタオルではなくペーパータオルを推奨しています。そのため、洗面台には使用したペーパータオルを捨てるゴミ箱もご用意しています。
水栓は水垢がつきにくい壁出し水栓で、タイルも標準タイルですが、お客様ごとに貼り方を変えています。
洗面台の収納については、三面鏡のなかにすべて収まるようにプランニングしていますので、スッキリとした見た目を保つことができます。
また、洗面周りは髪の毛が落ちやすいので、掃除しやすいように小型スティック掃除機を洗面台の下に収納しています。この工夫によって、「掃除が習慣化しました!」というお声もいただいています。
◎お風呂は掃除しやすいようにシンプルに
お風呂はハイファイブ標準の仕様になっています。ミラーや棚など掃除が大変になるものはあえて付けず、シャンプーなどを置く棚はハイファイブのほうでマグネット棚を用意しています。これにより、お掃除がしやすい浴室を実現しています。
また、漂白剤で白くなっても目立たないように、浴室のカラーは全体的に白に統一しています。浴槽の形はお客様からのリクエストで変えられますが、今回は直線的なデザインが特徴的なスクエアにしています。
◎トイレは小さい子がいるのでPタイルを採用
トイレはタンクレストイレで、トイレットペーパーや生理用品は開き戸の収納に収められるようになっています。
また、まだおまるを使っている小さいお子様がいらっしゃるので、無垢床にしてしまうと匂いが染みるため、床材はPタイルを採用しています。
【こだわりポイント:住宅デザイン】
今回は旦那様より、「玄関周りにWOODの素材を使いたい」というご要望がありました。最初は玄関扉以外もWOODを使いたいというお話だったのですが、そうするとデザイン的に似通ってしまうので、最終的に玄関ドアだけWOODを使う方向でまとまりました。
玄関ドアには天然の木材を使用しているため、雨で濡れて傷まないように軒を出したほうがよかったので、ボックス型になりました。
また、コンパクトにしたいというご要望を叶えるために、玄関・水回り・ファミリークローゼットを1階建てのほうに、リビングやキッチン、居室があるほうが2階建てのほうに集約させています。その際、1階建ての部分のほうを少し前に出すことで、外観に立体的なコントラストを演出しています。
◎外壁は「さんとうばん」で色はグレー
外壁は「さんとうばん」を採用し、色はオーナー様のご要望でグレーを採用しています。通常は目地を潰すのですが、今回は熊本市内だったため土地代が高く、建物代にかけられる予算が限られていたため、目地ありのままの塗装となっております。
◎表札やインターフォン等のこだわり
ハイファイブが建てる住宅では、プライバシー等の配慮から、基本的に表札を出さないようにしています。そのかわり番地(ハウスナンバー)を出しているので、配達の荷物も問題なく届きます。なお、番地(ハウスナンバー)の書体はお客様ごとに変える工夫をしています。
インターフォンに関しては「ザ・インターフォン」にならないように、デザインを工夫しています。
ご夫婦のご年齢も40代中盤くらいだったので、住宅の外観デザインは全体的に落ち着いた雰囲気にしております。カーポートは元々つける予定はなかったのですが、やはり欲しいとのことでしたので、ハイファイブが施工のみ担当いたしました。ウッドフェンスに関しては、扉の色と合わせております。
【オーナー様のご感想】
お引渡し後、オーナー様からは「うわ~っ!」や「任せてよかった!」等の喜びの声をいただくことができました。
また、ハイファイブでは3ヶ月、半年、1年といった間隔でアフターメンテナンスにご訪問させていただくのですが、その際にも「実際住んでからも使いやすい」、「数ヶ月たっても綺麗なまま生活ができている」といった感想をいただけました。
奥様が特にこだわっていらした収納に関しては、来てくれた人からは必ず「収納がすごい」と言われるそうです。
ハイファイブでは、「自分たちが住みたい」と思える家しか建てていないので、お客様に引き渡すときには少し寂しさも覚えます。しかし、実際にお客様が快適に暮らしている様子を見ると、「建ててよかったな」と改めて思うことができます。
【こだわりポイント:その他】
その他にも、ハイファイブでは以下の点にこだわって家づくりを行いました。
○外構部分にはお手入れが大変な植物ではなく、割栗石を採用。
○玄関の右側にはシューズや傘を置く場所があり、地窓で明かりを確保。
○床や階段は基本的にすべて無垢材を使用。
○階段の上はハイサイド窓を設置して、明るくなるように工夫。
ハイファイブに家づくりをご依頼・ご相談したい方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
>>お問い合わせフォーム – ハイファイブ株式会社
概要
敷地面積
200.36㎡(60.61坪)
床面積
91.50㎡(27.67坪)
間取り
3LDK
C値
0.1㎠/㎡
UA値
0.47w/㎡k
家族構成
4人