マイホームといえば、自分たちの好きなもので暮らしを描くことだと思っていました。
確かにそれは間違いではなくて、家づくりを依頼する工務店は「好きだな」と感じたセンスと機能性で選びました。
おしゃれなデザインと、高機密高断熱のハイスペックな仕様はまさに理想。
おふたりに「いい感じにしてください」とだけリクエストし細かい仕様のデザインはほぼおまかせしました。
ただ「ハイファイブ」がほかと違ったのは、その先。
家族のライフスタイルをもとに導き出した設計プランが決まって、代わりに僕らが時間をかけたのは、家の中にあるモノを徹底的に見直すことでした。
衣類や雑貨、家電、キッチン用品、雑貨に至るまで、リモートでミーティングをしながら、新居に持っていくアイテムを厳選し、収納先まで決めました。
元々、部屋のなかに収まりきれないくらいモノが増えていたので、これはかなり体力を要する作業でした（笑）。
けれども、新居を建てるこのタイミングでなければ一生できなかっただろうなと感じているので、家族の断捨離や収納計画にとことん付き合ってくれたハイファイブさんには感謝してもしきれません。
おかげで入居後の荷解きもあっという間に完了。
キッチンのシンクを拭き上げたり、1日の終わりにはリビングをリセットしたり、以前の家ではやっていなかったことが日常のルーティンに加わっているものの、ストレスは激減。家が整理整頓されていると、こんなにも日常が違って見えるものか、と驚いています。家づくりをきっかけに、家族や自分たちの暮らしとしっかり向き合えたので、新居はいつもピカピカで家族の笑顔も自ずと増えました。
自分たちのセンスをミニマムに表現し、暮らしを楽にしてくれた新居こそ、僕らにとっては最高に“いい家”だと実感しています。